2学期も残すところあと2日。今日は、2学期の締めくくりとして、学年集会と大掃除が行われました。学年集会では、情報機器の扱いに対する啓発をはじめとして、正しい行動をし有意義な休みにするために学年ごとにすべきことについて、話がありました。午後に行われた大掃除では、日頃の15分の清掃では行き届かないところまで丁寧に行いました。あっという間の1時間でした。気持ちを引き締め、環境も整え、よい締めくくりができそうです。明日は、2学期終業式です。

5・6組では、受験に向かう3年生に向けて、合格祈願の絵馬ならぬ「合格祈願フレーム」を作り、各クラスに贈りました。心を込めて色塗りをし、サクラサクとなるように、花びらを1枚1枚貼りつけました。いよいよ勝負の冬休みの到来です。3年生には、自分との勝負に勝ち、思う存分勉強をして、合格を勝ち取ってほしいと思います。

職場体験報告会が行われました。まとめ新聞をもとに、2年生が事業所ごとに体験したこと、学んだこと、印象に残った言葉などを1年生に伝えました。本屋さんで職場体験を行った生徒は、事業所の方は町の人に愛される工夫をしていること、それは、一人一人に合った対応をすることである、そのために私たちにできることは、一つ一つのことを大事に行うことであると話しました。また、1年生に向けて、普段の生活の中で、小さなことでも丁寧に取り組んでいくことが大切であるとアドバイスをしました。報告後は、1年生から2年生へ質問の時間が設けられました。「働くうえで大切なことは何ですか。」という質問に対し、お客様に対しての敬語と言葉遣いであると、即答していました。2年生にとっては、学びを確かめる時間、来年職場体験を行う1年生にとっては、意欲を高める時間となりました。

朝の始業前の時間、3年生が生活している2階に行ってみると、自主勉強をしている生徒がちらほら見られます。学年全体で受験に向かう雰囲気を作り始めているようです。受験当日は個人戦ですが、そこに向かうまでの日々は、団体戦でもあります。それぞれのスタイルに合わせた学び方で、全員が笑顔で新たな春を迎えられるように、正面から挑んでいってほしいと思います。
