令和3年度前期生徒会役員選挙が行われました。南部中学校をよりよい学校、生徒集団にするために、11名の生徒が立候補しました。「コロナ禍でもみんなが楽しめること、できることを工夫していきたい」「地域に南部中学校のよさを広げる活動を考えていきたい」「思いを受け取る側の意識を高めていきたい」「挨拶を大事にできるようにしていきたい」などの思いに、具体策を交えて全校に訴えました。また、その話を聞く側も真剣に受け止め、大切な一票を投じました。どのような環境下に置かれようとも、来年度の南部中学校がよりよいものになるよう一丸となって進んでいけると感じました。
本年度、借りられた図書室の本は、3200冊を超えたそうです。昨年度よりも1000冊近く増えたと、今日の朝の風で図書委員会が紹介しました。コロナ禍で休校中の読書ができるように分散登校時に、図書室の利用を進めたことも理由ではないかと分析していました。読書を通して、豊かな想像力や発想力、心の動きを察知する力や言葉の力など、様々な力が身についていきます。春休み用の本の貸し出しも始まっています。これからも本に親しんでいってほしいと思います。
少しずつ日が長くなり、部活動の時間も少しずつ長くなってきました。コロナも落ち着いてきて、活動の幅も広げることができるようになってきました。練習試合等も少しずつできるようになり、目標設定もしやすくなると思います。まだ、大きな声を出すことはできませんが、日々の練習、今というときにできることを大切にしていってください。
今日は愛知工業大学の横田嵩教授をお招きし、第2回減災講演会が行われました。まず災害とは(要因)×(対象物)÷(対策)という数式で表せるので、対策を取ることで災害を減らすことができるという話がありました。その後、山間部、漁村で発生する災害はどんなものがあるか、階段や台所や通学路で地震にあったらどうしたら安全が確保できるかを生徒はグループごとに話し合い、発表しました。さらに風水害にどのように備えるかを具体的にイメージするため、マイ・タイムラインを作成しました。その活動を通して、「自宅周辺の状況の把握をすべき。」、「避難する場所やルートの確認したほうがいい。」、「日頃からの備えが十分にできていない。」などの感想をもちました。今回の講演会を通して、身の回りの備えを十分に行い、いざというときに生かしていきたいと思います。南中2年生の減災学習は、今後も続きます。