講師の方々をお迎えして、1年の各教室で福祉実践教室が行われました。講座は、手話、点字、認知症理解の3つです。手話では、実際に手話を真似てやってみたり、問題に手話で答えてみたりしました。点字では、器具を使って点字を打つだけでなく、パソコンでも点字を打って文章にしました。認知症理解では、認知症はどういうことが原因で起こるものかを理解するだけでなく、こういう場合はどうしたらよいかをグループで話し合ったり、実演して試してみたりしました。講師の方々が丁寧に教えてくださったので、生徒たちも生き生きと実践することができました。今日の体験をもとに、これからの社会でどうしたらよいのか、考える機会にしてほしいと思います。
アルミ缶回収の、2021年度小・中学校回収協力者表彰において、本校が優秀賞に選ばれました。アルミ缶リサイクル協会から感謝状が届きました。本来であれば、アルミ缶リサイクル協会員の方が来校していただく予定でしたが、コロナ対策ということで協会員の方は自粛されて、代理で、日頃お世話になっている日軽エムシーアルミ株式会社幸田工場の方から授与していただきました。この賞は、今年度は全国で46校が受賞し、幸田町の小中学校では初めての受賞となりました。南中生が今まで取り組んできたことが、感謝状という評価をいただけたことで、地道な努力が大きな成果につながることを実感しました。これからも資源を大切にして、環境保全活動に努めていきたいと思います。
また、7月に行った3年生に続いて、今日は2年生で「読み聞かせの会」が行われました。幸田町立図書館から丹羽雅英館長様、稲吉美穂様、山田肇子様、読み聞かせボランティアの長谷川三重子様の4名にお越しいただきました。本そのものがもつ魅力に加え、読んでくださる方の張りのある声、抑揚、感情表現によって、生徒たちはじっと聞き入っていました。読み聞かせの後には、本の紹介もしていただきました。図書室の本をどんどん借りるだけでなく、町立図書館で本を借りてみてもいいと思います。
実習生が道徳科の研究授業を行いました。「よりよく生きるとは」というテーマで、スガシカオというアーティストの「Progress」という曲を通して考えました。「こんな自分 ケリたくなるくらい キライ!」という歌詞から、「あと一歩だけ、前に 進もう」という歌詞に変わることについて、自分で考えたりグループで話し合ったりしていく中で、自分を見つめてよりよく生きるとは、どのような生き方かを考えていました。生徒たちは、活発に意見を出し合い、考えを深めていました。