生徒昇降口や廊下、3年生の教室には、1,2年生が作成した感謝の思いが詰まった掲示物が飾られていました。今朝の「南中『朝の風』」では、生徒会長が昨日の予餞会に対する感謝の気持ちを、放送で伝えていました。2年生のあるクラスでは、昨日の予餞会の様子を動画で見ていました。コロナ禍で全校が一堂に会すことができませんでしたが、送る1,2年生と送られる3年生の思いは、様々な形でつながり、伝わっていると感じます。
3年生は残り11日間の登校です。美術では、卒業制作を作っていました。ベンチの座面に「令和3年度南部中」と書いている3年生もいました。残りの日々を大切に過ごしてほしいと思います。
午後、予餞会が行われました。新型コロナのために体育館へ入場したのは3年生と実行委員のみでしたが、1、2年生それぞれが、3年生に感謝の気持ちを伝えようと様々な工夫をしていました。出し物は密を避けるためにタブレットで撮影をした映像を流していました。映像には南部中をリードしてくれた3年生に対するお礼の気持ちが込められていました。卒業生に対する感謝の気持ちがあふれる予餞会でした。また、本校を転勤された先生方は映像で、現在3年生を担当している先生方からは舞台上から直接メッセージが送られました。さらに、3年生が体育館にいる間に、在校生は廊下や教室に飾り付けをし、一人一人に準備されたプレゼントやメッセージが机上や下駄箱に置かれていました。コロナ禍の中ですが、南部中生の良さがあふれるすばらしい予餞会となりました。
1、2年生は来週月曜日の予餞会の準備を進めています。係ごとに集まり、作業やリハーサルをしていました。残念ながら、コロナのために体育館の人数を制限したため、基本的に3年生だけで、1、2年生は実行委員の10名程度のみ体育館に入れることになっています。当日、各学年の出し物は、映像でスクリーンに映し出されることになっており、1、2年生は、これまで少人数でビデオ撮影をしていました。
3年生が喜んでくれる予餞会にしようと、一人一人が心をこめて準備を進めています。
先日は3年生のベンチづくりを紹介しましたが、今日は、3年生の最近の生活をいくつか紹介します。今月に入って3年生は順番に校長室で会食をしています。パーテーションで一人一人を仕切り、食べている時だけマスクを外しますが、もちろん黙食です。食べ終わった後、南中での思い出や南中のよいところ、趣味などについて話をしてもらっています。
午後に、3年生の教室を回ると、教室で多くの生徒が勉強をしていましたが、隣の教室では面接の練習をしている生徒の姿を見かけました。生徒同士の練習でしたが、みんな真剣な態度で練習に取り組んでいました。今後、教師がさらに面接指導をしていきます。
また、卒業式の言葉の練習をしている生徒もいました。だんだんと卒業が近くなっているなと感じました。最後までがんばれ南中生!!