南部中学校は、深溝舟山に総工費約13億円をかけて建設されました。昭和58年の開校当初は、プールと武道場はありませんでした。校名も多くの候補の中から幸田町立南部中学校と決定されました。創立10周年記念誌には「斬新で都会的なセンスにあふれる校舎が徐々にその姿を現していった」と書いてあります。
下の左の絵は、南部中学校の基本構想図、右の絵は創立10周年記念誌の表紙の絵です。
本校建設が幸田町の発展と大きく関わっているとともに、学校建設に多くの方が情熱を注ぎ、多大な費用と労力がかかっていることを改めて知りました。そうした願いを受けて、南部中学校がますます発展するよう努力することが、今私たちにできることだと痛感しています。
昭和58年4月に生徒数381名で幸田町立南部中学校は開校しました。当時の山本校長は開校のあいさつのなかで「新しい校風づくりにむけて、どんな困難にも耐えていける不撓不屈の精神でやりぬこう」と述べられました。それが南部中の開校精神「やりぬく心」として今に引き継がれています。南部中学校は来年度で40周年を迎えます。そこで、2回シリーズで南部中学校の開校までの足取りを写真で見ていこうと思います。1回目は校地の造成工事です。6枚の写真を載せますので、今のどの場所か考えてみてください。
今日から3年生も学区の各区に寄贈するベンチの製作を始めました。毎日、数名ずつで進めていきます。校長先生から作業内容を確認した後、早速作業に入りました。座面を電動やすりできれいにする子、かすがいで脚を座面に取り付けていく子達がいます。女子生徒も金づちを持って、かすがいを打ち込んでいました。卒業までに10脚を製作し、地域に寄贈します。南中生として最後の地域貢献活動です。
1年生は、六栗西山の森の整備に協力しています。西山の森に多くの人が訪れてくれることを願い、ベンチを製作して寄贈しようとしています。組み立てが終わったベンチに2組の生徒たちは、外に置いても大丈夫なようにベンチに防腐剤を塗りました。ベンチには習字で「令和3年度南部中学校1-2」と書いてあります。
また、3年生も、地域に手作りベンチを贈ってあげようとこれからベンチづくりに取り組む予定です。ベンチに座る人が笑顔になれることを願いつつ新たな生徒手作りベンチが続々と出来上がっていきます。